糖尿病 適正エネルギー量 計算方法

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糖尿病の食事療法を実践していくときに、まず最初に決められるのが適正エネルギー量です。

これは指示エネルギーとも呼ばれるもので、患者さんそれぞれ個人ごとに適したカロリー量を計算して提示されます。

1日分の摂取カロリーをその方に適したものに制限することで、合併症の発症を予防したり、進行を抑制する助けになるわけです。

 

適正エネルギー量を計算する前に

適正エネルギー量(指示エネルギー)を計算する前に、準備するデータがあります。

  1. 身長
  2. 活動度(活動状況に合わせたカロリー量)
  3. 標準体重

この3つの値です。

活動度は、大抵 25kcal、30kcal、 35kcal という数値が適用されますが、日常の活動状況により患者さん個人ごとに決定されます。

活動度は以下のような状況から適したものを選びます。

 

25 kcal 軽労働
  • 1日に1時間程度の歩行と軽作業(運動・買い物など)
  • 家事などによる立ち仕事ぐらいの活動量
  • 大部分が座って仕事、勉強、会話などをしている事が多い
30 kcal 中労働
  • 1日に、2時間ほどの中作業(通勤・買い物・歩行など)
  • 事務・読書・会議などの座ってする作業が主体
  • 機械の操作・接客・家事などによる立ち仕事が多い
35 kcal 重労働
  • 農耕・漁業・建築などほぼ動き回る作業量
  • 1日に1時間程度の重い筋作業をしている場合

この活動度から自分に合ったものを選んで適用します。

本当に細かく正確に管理する場合は、基礎代謝や肥満度なども加味した数値を求めますが、ここでは便宜上この3つの基準から選んで問題ないかと思います。

 

そして標準体重です。

標準体重(kg) = 身長(m) × 身長(m) × 22

この計算式で標準体重が求められます。

 

適正エネルギー量の計算

以上の3つの数値が準備できたら、適正エネルギー量を計算することができます。

  • 適正エネルギー量(kcal) = 標準体重(kg) × 活動度(kcal)

 

では実際に、身長175cm、活動度が 中労働だった場合を例にして計算してみます。

準備する数値は、

  1. 身長 = 1.75m
  2. 活動度 = 中労働 = 30kcal
  3. 標準体重 = 身長(m)× 身長(m)× 22 = 67.375kg

と、なりますので、

適正エネルギー量(kcal)は、
標準体重(kg)× 活動度(kcal)= 67.375 × 30 = 2021.25 kcal

ということになりますね。

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