糖尿病のための検査基準

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糖尿病の診断基準が変更され、2013年に各医療施設でも正式に移行しているわけですが、診断・治療・予防・合併症の観点からも、検査基準値というものが設定されています。

ここではその検査基準について紹介していきます。

 

様々な検査基準値があります

以下の表の数値が異常をきたしていると合併症を併発してしまう可能性も高まりますので、この各種の数値が正常な範囲であることはとても重要になってきます。

 

各種検査基準値一覧

血圧 130/80 mmHg 総コレステロール 200 mg/dl 未満
空腹時の血糖値 100 mg/dl 未満 LDLコレステロール 120 mg/dl 未満
食後約2時間の血糖値 140 mg/dl 未満 HDLコレステロール 40 mg/dl 以上
HbA1c(NGSP) 6.2 % 未満 中性脂肪 150 mg/dl 未満
HbA1c(JDS) 5.8 % 未満 アミラーゼ 125 IU/l 未満
1,5-AG 14.0 μg/ml 以上 AST 30 IU/l 以下
クレアチニン 1.0 mg/dl 以下 ALT 30 IU/l 以下
尿アルブミン 30 mg/gCr 未満 乳酸(空腹時) 15 mg/dl 未満
▶聞きなれない用語の簡単な解説

1,5-AGとは?

1,5アンヒドログルシトールという数値のことを指しています。
被検者の血糖コントロール状態を表す指標であり、検査時から過去数日間の短期間の状態を反映しています。高血糖状態の場合、尿中へのグルコースが排泄されるため、この値の血中濃度が低下してしまいます。血糖の下げ過ぎを防いだり、急速な血糖降下を避けるなどする場合の指標として適しています。

クレアチニンとは?

クレアチニン(Cr)は主に筋肉で作られます。クレアチニンは腎臓から速やかに尿中に排出されるので、腎臓のスクリーニング検査に用いられています。腎機能検査に用いられ、糖尿病性腎症などの検査指標ともいえます。

尿アルブミンとは?

糖尿病性腎症では血漿蛋白、特にアルブミンの尿中への漏出が生じ、いわゆる糸球体性蛋白が出現してきます。蛋白定性検査で陰性と判定された検体尿でも、アルブミンの排泄量が異常に増加していることがあり、これを微量アルブミン尿と呼びます。この数値が高いほど腎症、腎不全の可能性が高まります。

アミラーゼとは?

尿中や血中のアミラーゼは、膵臓疾患や唾液腺疾患の診断に使われる酵素です。

AST / ALTとは?

AST/ALTは、「アミノ酸タンパク質」の元が生成されるときに欠かせない酵素のことです。

・ASTはアスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ
・ALTはアラニンアミノトランスフェラーゼ

の略称です。

糖尿病の診断基準としても、合併症の診断基準や進行状態の把握するためとしても、各種検査基準値はとても重要な意味と事実を示すので、各種の正常値を目指すことは大きな目標になるわけです。

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