食品交換表 表6 野菜 海藻 きのこ こんにゃく について
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糖尿病の食事療法をスムーズに実践するための食品交換表について紹介していますが、このページでは表6の食品、野菜・海藻・きのこ・こんにゃくなどについて述べていきます。
食品の中でもかなり重要な役割を持つものともいえますので、よく覚えておくべきでしょう。
食品交換表 表6の構成
表6の構成 | 食品の具体例 |
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緑黄色野菜 |
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淡色野菜 |
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海藻 |
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きのこ |
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こんにゃく |
|
野菜・海草・きのこなどは種類も豊富なため、全てを紹介することはできませんが、おおむね上記のような食品のことを指します。
注意が必要なのは、かぼちゃ、れんこん、とうもろこしといった一見野菜に含まれる食品です。
これらは少量ならば野菜として捉えても構いませんが、ある程度の量を食べる場合には表1の炭水化物が主役の食品としてカウントする必要があることです。
表6の食品の特徴
- ビタミン・ミネラル・食物繊維を主成分とする食品である
- 野菜は様々な種類を合わせて300gで1単位とされており、指示エネルギーがどれだけでも、1日1単位分以上摂取することが推奨されている
- 野菜1単位のうち、3分の1は緑黄色野菜で摂取することが望ましく、種類も偏らせないよう配慮することが大事である
- 特定の野菜は表1の分類とすることがある
- 海藻・きのこ・こんにゃくは低カロリーなため、基本的にカロリー計算に含めなくてもよい
- 表6の食品1単位あたりの栄養素の平均含有量は、炭水化物14g、たんぱく質4g、脂質1gとみなされる
また、緑黄色野菜はビタミン・カロテン・食物繊維とともに、カルシウムや鉄分も多く含むので、この1単位の3分の1、つまり100gほどは緑黄色野菜で摂取することが理想です。
1単位の野菜を食べることは意外にも簡単です。
ただ、野菜ならどんな食べ方でもよいわけではなく、塩分を控えることも忘れてはいけません。