糖尿病の初期症状?頭痛や眩暈の真実
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ネットなどで検索してみると、糖尿病の初期症状として頭痛や眩暈などの症例が挙がっていることがありますが、もしそれらを訴えているサイトを見かけたら信じなくてもいいと思います。
なぜなら、それらは真実ではないからです。
糖尿病自体の初期症状として、頭痛、眩暈(めまい)、低血糖などを挙げている時点でちょっとうさん臭いです。頭痛や眩暈は糖尿病自体の症状ではなく、大抵の場合は糖尿病の合併症として起こることの多い症状です。
低血糖に至っては、ほぼ治療中の方に起きる可能性のある症状です。
糖尿病と頭痛や眩暈の関係は?
頭痛が起きる可能性のある状態は、低血糖症状を起きた場合が挙げられます。
低血糖についてはこちら
⇒低血糖の症状とは?原因や対処法を知ろう
そのほかの頭痛が起きる要因としては、三大合併症である糖尿病性神経障害を起こしている場合なども該当します。
眩暈などもやはり神経障害の症状のひとつであったり、低血糖時に起こる症状であったりします。眩暈はまれに高血糖状態が進んだ時にも起きる場合がありますが、それも本当に微々たる頻度だと言えるでしょう。
ほとんどの場合は糖尿病自体の初期症状ではないことが多いので変に誤解のないように気をつけなくてはなりません。
つまり、頭痛や眩暈が頻繁に起こっているようなら、糖尿病の進行度は初期の段階ではなく、慢性期に入っていてしかも合併症を起こしている重篤な段階に入っている可能性が高い状態だと言えることになります。
頭痛や眩暈という症状は、わたしも該当しますが低血圧の方などにも起こりやすい日常的な症状です。このことからすぐに糖尿病を疑う必要はありませんが、糖尿病予備軍であったり、すでに治療中の方などは、神経障害の可能性を疑う必要があります。
心筋梗塞や脳卒中の前兆の可能性だって十分に考えられます。
あなたはどうですか?
糖尿病とは関係ない場合でも、頭痛は怖い病気の前段階かもしれないだけに、早めに精密検査を受けて、適切な治療を受けることをお勧めします。
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