糖尿病の初期症状 多汗 口渇について
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糖尿病を発症した初期の段階で現れる症状によく「多汗」や「口渇」というものがあげられることがあります。
実際に自分が経験したこれらの初期症状についてどういう状態だったかを紹介してみます。
初期症状 多汗について
多汗とは書いて字のごとく、非常に多くの汗をかくことを指しています。
わたしの場合、本当に大量の汗をかいたのを覚えています。
当時、外で営業や配送関係の仕事をしていたのですが、たった数十分ほど作業をしただけであっという間に着替えたくなるほどです。
下着だけではなく、すぐに衣服が汗染みで変色してしまうほどでした。
食事をしているだけ、お得意様と商談をしているだけでなど、本当に簡単に汗だくでした。
糖尿病の方の多汗に関する原因は神経障害系の症状で、いわゆる自律神経の異常が引き金になっているのだそうです。
初期症状 口渇について
口が渇く──。
本当によく口や喉が渇いていたのを覚えています。そのため水分を過剰に欲してしまい、かなりの飲料を飲むことになっていました。
量にすれば、1日当たり2リットルのペットボトルで2本以上だったと思います。
もちろんその水分摂取量ですから、トイレに行く機会もかなり多かったのを覚えています。
口渇は高血糖状態を薄めるために身体が防衛機能を発揮しているという説があります。まさに高血糖状態だったので納得してしまいます。
多汗や口渇は治るの?
あくまでもわたしの場合ですが、現在血糖値や各種の数値をコントロールできている状態なのですが、多汗の症状は以前よりは改善されて量が減りました。
ただ、合併症である糖尿病性神経障害の発症している度合いによってはあまり改善しない場合もあるようです。
口渇に関しては、高血糖状態が抑えられているためかほとんど治っていると思います。
現在は身体の健康の観点から、1日あたり2リットルペットボトル1本ほどの水をわざと飲むようにしています。
でもこの1本が結構きついと感じているので、口渇はだいぶ収まっていると言えます。
つまり、多汗や口渇は血糖値管理が正しくできていれば改善する余地があると言えるのかもしれませんね。
こうした症状が現在出ている方は、糖尿病を疑うべきかもしれません。
何事も、素早い診察と治療が必要な糖尿病ですから、気になる方はすぐに医療機関に行ってみましょう。
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